全国高等学校長協会家庭部会 理事長
東京都立忍岡高等学校長

岡島 まどか

 日頃より、全国高等学校長協会家庭部会の諸活動にご理解・ご協力を賜り感謝申し上げます。
 今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、年度末からの学校休校措置がとられ、多くの学校では3ケ月にも及ぶ教育活動の休止を余儀なくされました。校長先生方におかれましては、この未曾有の事態に直面し、多くの苦難を一つ一つ乗り越えながら、現在も緊張感を緩めず様々な教育活動に尽力されていることと存じます。
 さて、本部会は、高等学校における家庭科教育の振興を図ることを目的として、昭和26年に発足いたしました。以来、今日まで、生徒を取り巻く環境は大きく変化し、少子高齢化、高度情報化、国際化など社会の変化に柔軟に対応しながら、生活に対する価値観や質の向上、家族の在り方や家庭の機能の変化など暮らしを取り巻く状況を的確に捉え、これからの時代を力強く生き抜くための家庭科教育の推進に取り組んでおります。また、これからの生活産業の活性化を担う人材育成を目指す専門学科においては、地域の公的機関や企業、大学等と連携し、専門家派遣やインターンシップ等を通じて、地域とともに人材を育成し、これまで家庭科が果たしてきた役割を踏まえ、学科の在り方や教育の質の向上について大きな成果を上げてまいりました。
 この新型コロナウイルス感染防止の対応の中で、今年度開催予定でありました大会や協議会の主管校である校長先生方をはじめ、開催県の先生方にはこれまでのご準備等をお願いしながら中止または変更へのご対応をいただきありがとうございました。校長協会家庭部会としましては、これまでの努力と培ってきた成果を生かし、さらなる発展に向けてしっかりと歩んでまいります。
 さらに、社会の変化に伴い、高校生を取り巻く環境も大きく変化し、家庭科教育に対する期待はますます大きくなっております。これからも、第一線で活躍する家庭科の先生方が、自信と誇りをもって日々の教育活動に邁進できるよう支援してまいります。
 皆様におかれましては、本部会の諸事業に対しまして、今後ともなお一層のご理解ご協力をお願い申し上げます。